小笠原マルベリー

ムニンタツナミソウ開花(’24/3月初旬)


 

概要

 

少し前に開花間近だった

ムニンタツナミソウ(シソ科・固有種)。

 

ムニンタツナミソウ開花も間近(’24/2月下旬)

 

3月初旬には、3か所で開花を確認した。

開花を見た場所は、

中央山、東平、旭平展望台付近など。

 

いずれもまだ花数は少ない状態であった。

そのため、

見つけるのがまだやや難しいかもしれない。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(25)ムニンタツナミソウ

 

実際にはまだ開花初期で、

花はまだごくわずか。

花盛りの時期はまだまだ先。

 

3-4月は

本種に限らず、自生種は開期のものがわりとある。

 

父島では小低木林で

タチテンノウメが各所で開花している。

これがよく目立つ。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(29)タチテンノウメ

 

 

 

 

 

 

現地の様子(旭平付近)

 

先が開いて開花した状態

まだ開花個体はわずかだった

 

花は4裂(棒状の上唇1・下唇3裂)、おしべ4、めしべ1

 

上唇部におしべ4、めしべ1

めしべは柱頭が2裂

上唇部には産毛のようなものが生えている

 

 

 

上唇部

まわりは産毛のお湯なものが生える

めしべ柱頭は2裂

 

 

 

 

 

見るには

 

 

自由に歩ける

夜明道路沿いや中央山などでも見られる。

 

また東平など、

いくつかの指定ルートでも見られる。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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