小笠原マルベリー

テリハコブガシ頂芽のふくらみ


 

 

概要

 

テリハコブガシは、

クスノキ科で小笠原固有種。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(87)テリハコブガシ

 

’24/3月中旬、

テリハコブガシの頂芽がふくらんでいる。

 

頂芽は、枝先につき、

薄黄緑で、大きいので、目立つ。

 

これからじょじょに新葉が展開し、

輪生状に広がる。

さらにのち花芽も出てくる。

花はこぶりで目立たない。

 

クスノキ科タブノキ属固有種3種の中では

父島では本種が一番数が少ない。

そのため、

見慣れていない方は見つけるのが難しい。

興味のある方は、

ガイドさんなどに聞かれるといいかと思う。

 

 

 

 

 

 

頂芽の様子

 

 

枝先につく頂芽

薄黄緑で大きいのですぐわかる

頂芽の先はやや尖る

 

新葉が出る直前ぐらいの状況

 

新葉が広がってきた状況

のちには花芽ものびてくる 

 

 

 

 

見るには

 

テリハコブガシは、

目立った特徴も少なく、めったに紹介していない。

花も地味なので、花期も同様。

 

春先の新葉の時期、

冬芽が出て、古い葉が多く落ち、やや目立つ。

 

個体数は少ないが、道沿いにあるので、

各種ツアー紹介できる。

興味のある方はリクエストを。

 

全ツアーメニュー

 

また千尋岩ルート沿いにもある。

 

千尋岩(ハートロック)コース

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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