『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(前泊博盛編著)
目次
概要
2013年発行、
『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』
(前泊博盛編著)。
*前泊博盛・・まえどまりひろもり
外務省のサイトでは、
日米地位協定についてのQ&Aがある。
公式見解はそういうことであろう。
本文は
PART1、PART2に分かれている。
「PART1 日米地位協定Q&A(17問)」は、
質問形式で、回答と解説が述べられる。
回答は1ページほどに短くまとめられている。
1: 日米地位協定って何ですか?
2: いつ、どのようにして結ばれたのですか?
などなど。
「PART2「日米地位協定の考え方」とは何か」は
外務省の機密文書について述べられている。
一言で言ってしまえば、
本書のタイトルが内容を端的に表している。
著者の言葉では、
「国家の根幹をなす最も重要な法律(法的取り決め)は
・・・日米地位協定なのです。」
米軍駐留については
様々な角度からの議論があるだろう。
しかし、日米地位協定改定については、
実態を知れば知るほど必要を感じる。
日米安保条約でも、日米地位協定でも、
終了についての条項はある。
今後、
大幅な改定ないしは終了ということはできるのだろうか。
民意と政治の力が一体とならないと難しいだろう。
【目次】
はじめに
PART1
日米地位協定Q&A(17問)
PART2
「日米地位協定の考え方」とは何か
資料編 「日米地位協定」全文と解説
・日米地位協定
・付録 日米安全保障条約(新)
あとがき
参考