ドクフジ(デリス)の開花確認(’24/4月下旬)
目次
概要
’24/4月下旬、
デリス(マメ科・外来種)の開花を確認した。
最初に開花を確認したのは、
扇浦の道路沿いの群落。
車で走っているときに、樹林にピンク色がみえたので、
デリスの花だろうと思った。
ここのデリスは、樹にからみつき、
先端部は下の方までのびていた。
そのため、
花の観察がしやすい場所にあった。
現地の様子
道路から、
つる植物のピンク色が目についた
近づくとデリスの花であった
総状花序の先に多くの花をつける
花はピンク色、蝶形花
5弁花で、
上が旗弁1、下が翼弁(外)2、竜骨(内)2
5弁花だが、翼弁2、竜骨弁2が二重に重なり、
閉じている状態でわかりにくい
竜骨弁の内側にはおしべ10、めしべ1
おしべは2体で、
1と9に分かれ、9は束になりめしべを包んでいる
見るには
父島では、
集落周辺や耕作地跡などで野生化している。
そのため、道沿いでも見られる。
ツアーでの紹介はあまりない。
ただし、花期は花が目立つので、
各種ツアーで紹介もしている。
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