小笠原マルベリー

クロツグ雄花の芳香漂う時期に(’24/4月下旬)


 

概要

 

’24/4月下旬

クロツグ雄花の芳香が漂い出している。

(クロツグ・・ヤシ科・外来種)

 

 

周辺に芳香が漂うクロツグ雄花

 

本種は雌雄同株だが、

花序ごとに雄花・雌花が分かれる。

 

芳香があるのは雄花だけで、昼夜問わず感じる。

 

クロツグは外来種だが、

戦前に、各所に植栽されて、定着している。

 

そのため、

人家周辺以外の山中でも見られる。

 

山中では

軍事施設遺構の洞窟陣地付近にも生えている。

これは、

出入口のカムフラージュのためであろうか?

 

クロツグは低木性で、

樹高はせいぜい3-4m程度。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

クロツグが生える様子

低木性

 

雄花が開花している個体

橙色が目立つ

 

雄花序 多数の雄花

 

 

雄花は楕円のオレンジ色の花弁3

おしべが多数

 

雄花の拡大

 

雄花序  多数の雄花(まだつけはじめのころ)

開花前は楕円近いカプセルのような形

 

 

雌花序  多数の雌花(まだ熟す前)

直径2cmぐらい球形になり赤熟する

 

 

 

 

 

見るには?

 

集落エリアではあちこちに生えている。

また山中にもところどころ野生化している。

 

芳香が漂う花期には、各種ツアーで紹介したりする。

それ以外の時期はあまり紹介していない。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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