ハマゴウ開花確認(’24/4月下旬)
目次
概要
’24/4月下旬、
ハマゴウ(シソ科・広域分布種)の開花確認。
ハマゴウは海岸に行けば普通に見られる植物。
花期もとても長い。
それゆえ、
あまり開花期を意識してはいない。
普通、花期は夏場の5月から10月頃までである。
この時期に開花を確認したのは、
小港と前浜(大村海岸)。
きっと他でも咲いているであろう。
*写真は前浜でのもの
ハマゴウは、
海岸で砂地に生えているのがほとんど。
ただし、父島では、
山地の開けた道沿いで生えているところもある。
誰かが植えたわけでもないだろうから、
どうやって、山にたどりついているかは気になる。
鳥散布であろうか?
現地の様子
海に近い場所で
グンバイヒルガオと混成して生える様子
4月下旬、開花はまだ少ない
ハマゴウははうだけでなく、
やや立ち上がるところもある
花期には円錐花序がのびる
花冠は独特の形
紫色5裂(上唇2裂・下唇3裂)、
下唇は一番下(中央)の裂片が
他の裂片よりかなり大きめの唇形
おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)は長くのび、
めしべの方がさらに長い
(この写真は右が上唇で、左が下唇です)
葉は対生、縁は全縁、形は広楕円形
葉の表面には軟毛あり
見るには?
ほとんどの海岸で生えているので、
ご自分で簡単に見つけらる。
山の方の道端でも見られるところがある。
ツアーは、森歩きや景観ツアーで、
海岸部や展望地で紹介している。
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