小笠原マルベリー

紛らわしい和名のキダチチョウセンアサガオ(ナス科)


 

 

概要

 

キダチチョウセンアサガオ(ナス科・外来種)は、

漏斗型合弁花冠をつける。

 

たしかに、

アサガオ・ヒルガオなどのヒルガオ科の花に見える。

キダチチョウセンアサガオ属 – Wikipedia

 

キダチチョウセンアサガオの花

 

しかし実際には、

ヒルガオ科ではなくナス科。

 

だからアサガオといっても、

ヒルガオ科のアサガオとは仲間が異なる。

 

すでに知っているからまだいいけど、

なんだか紛らわしい。

 

本種は

木本化したキダチチョウセンアサガオである。

チョウセンアサガオは一年生草本である。

これもまた紛らわしい。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

集落内の植栽個体

 

黄花系

 

白花系

 

 

花冠は漏斗型合弁花冠

おしべ5、めしべ1

芳香もある

 

 

めしべの花柱が長くのび、

中間あたりに花柱についたおしべ5がある

おしべ5が、

まとまって一体になっているように見える

 

 

葉は互生

 

 

 

 

見るには

 

植栽の植物なので、

集落エリアで見ることができる。

北袋沢でも道沿いで見られる。

 

分かりやすいのは、

二見台都住(診療所の上)の道沿い。

 

興味があれば、

まちなかを通るときにご紹介する。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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