小笠原マルベリー

「大陸の誕生」(田村芳彦)


 

 

概要

 

2024年4月発行、

「大陸の誕生」(田村芳彦)。

『大陸の誕生』(田村 芳彦):ブルーバックス|

 

本書のテーマは「大陸のでき方」。

「大陸はいかにして誕生したか」、

という謎ときに挑む。

 

具体的ないくつかの考察。

大陸地殻と海洋地殻には差がある。

金星、火星との比較で、

水、プレートテクトニクス、安山岩は地球だけの特徴。

玄武岩マグマ(深い)と安山岩マグマ(浅い)は

深さ30㎞が境など、

 

4章では、

西之島についての考察となっている。

 

本書の結論として

大陸地殻の形成には安山岩マグマがキーであることが、

考察されている。

 

本書の内容は、まえがきには、

中学生以上の読者が読めるようにとある。

しかし、理論的な説明はやはり難しい。

一読で理解できない部分や

読み流してしまう部分がある。

難しいところは再読が必要だ。

 

 

 

 

 

目次

 

まえがき

 

序章

第1章 大陸とは何だろう?

第2章 地殻の材料はどうやって生まれる?

第3章 大陸地殻の材料はどこでできる?

幕間章 溶けるのか、溶けないのか?

第4章 西之島は大陸の卵か?

第5章 最初の大陸はいつできたのか?

終章 岩石学者が大陸と生命の起源を考えてみた

 

あとがき他

 

 

 

 

 

参考:小笠原の地質

 

 

父島で見られる地質紹介(写真)

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その9「枕状溶岩があちこちにありすぎる」

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その22「浜辺でうぐいす砂が見られる」

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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