大きな果実がなるパラミツ(ジャックフルーツ)
目次
概要
「世界一大きい果実」といわれる果実がなる、
パラミツ(ジャックフルーツ)。
*クワ科・外来種
Artocarpus heterophyllus Lamk. (Moraceae) | JIRCAS
父島では人家や農地で栽培されている。
果実は食用になる。
農協の直売所で
果実が販売されているときもある。
本種は雌雄同株で、雄花と雌花が別々につく。
雄花は枝先につき、雌花は幹に着く幹生花。
そのため、
大きな果実は幹から直接ぶら下がる。
果実は球形から楕円球形で、
外側はかなりかたい。
果実が熟すと
オガサワラオオコウモリは盛んにやってくる。
和名
パラミツは波羅蜜(菠蘿蜜)と書く。
語源の漢名の音読みでパラミツ。
なぜこの漢字が当てられているかは不明。
他にマレー語起源の「南果」
長実パンノキ(ながみぱんのき)なども。
英語ではジャックフルーツ。
ジャックの語源は、
インドの言語の1つに由来するとのこと。
生えている様子
樹名板
植栽株外観
果実は直接幹につく
球形から楕円球形
この果実は長径20㎝程度
葉は長楕円形
果実販売の様子
説明プレート
販売の様子
1個 14.7㎏ 6300円
キロ単価428円
飲食店で食べたパラミツ
何とも言えない複雑なフルーツの味
(好みの差は出そうな味)
見るには
人家や農地で植えられている。
公開しているような場所で、
見られるところはほとんどない。
果実は時期によってはない場合もある。
小笠原亜熱帯農業センターでは、
植栽株があるが果実を見たことがない。
樹木だけでよければ、上記場所で紹介できる。
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