「宇喜多秀家 備前物語」(津本陽)
目次
概要
1997年発行、
「宇喜多秀家 備前物語」(津本陽)。
もとは山陽新聞で、
「備前物語」として連載されたものを加筆訂正したもの。
かなり長い。本文は約600ページ。
タイトルは宇喜多秀家とあるが、
登場するのは途中からで、おもに後半の主役。
実際には、
能家から秀家に至るまでの宇喜多家物語。
能家(よしいえ)から始まり、興家(おきいえ)、
直家、秀家とつながる。
物語の最後は
八丈島での秀家と、明治になったの宇喜多家。
タイトルは
新聞連載の、「備前物語」の方がしっくりくる。
宇喜多秀家
秀家は生まれながらにしてのお坊ちゃま。
秀吉の時代に
宇喜多家は備前の大名となる。
岡山城を本拠地とする。
秀家は
秀吉から目をかけられ、秀の1文字をもらう。
その秀吉の時代に、
各所に出陣したりして戦果をあげる。
秀吉が生きているうちはよかったが、
関ヶ原で西軍についた結果、命運は尽きる。
薩摩に流れたのち、
八丈島に流され、そこで生涯を終えた。
参考
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