小笠原マルベリー

ムニンセンニンソウ開花確認(’24/9月中旬)


 

 

概要

 

’24/9月中旬、

ムニンセンニンソウの開花を確認。

*キンポウゲ科・固有種

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(9)ムニンセンニンソウ

 

山中を歩いていて、

日陰の低い樹木にからみついて生えていた。

 

意外なところで花が見られて

ちょっと驚いた。

 

開花時期は

おおむね例年通りであろうか。

 

ムニンセンニンソウ開花確認(’23/9月上旬)

 

例年9月ごろは、山ではまだ花の少ない時期。

固有種では、テリハハマボウ(通年)、

ヒメツバキ(咲き残り)、ムニンフトモモ(遠望)、

シマザクラ(花盛り)程度。

 

本種は花数が多く白く目立つので、

開花しているとすぐ見つけられる。

 

 

 

 

 

 

 

開花の様子

 

 

日陰の幼樹の上に生えていた

 

つるでのびている

 

花冠は4㎝ほど

 

萼片4、

おしべとめしべがそれぞれ多数

花弁はない

 

花を横から見たところ

 

 

葉は羽状複葉で、小葉は3ー5

葉の形は先の尖った卵形で、

葉の表面は5脈が目立つ

 

 

 

 

 

見るには

 

花が盛りの時期には、

夜明道路沿いなど、各所で白花が目立つ。

それゆえすぐわかる。

 

ツアーでは、

おもに森歩きで紹介している。

 

景観ツアーで紹介することも可能。

リクエストしていただきたい。

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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