芳香もあるオガサワラクチナシ花
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芳香もあるオガサワラクチナシの花
概要
4月下旬になり、
オガサワラクチナシ(アカネ科・固有種)が開花しました。
まだほんの咲き始めです。
花は芳香があります。
盛りの時期になると、周辺にも漂います。
花期が終わって、幹と葉だけになると目立たない樹です。
資料によると、
かつて、花は香料に、果実は食用の黄色染料として利用されたそうです。
オガサワラクチナシ、
漢字で書くと、「小笠原梔子」です。
花
花冠は白、5-7裂で、
裂片は平開し、よく目立っています。
花冠裂数は5-7とばらつきがありますが、実際には6が普通です。
おしべは花冠裂数(5-7)と同じ、めしべは1(柱頭2裂)です。
葉
葉は光沢があり、先端が少し尖っています。
葉に注目すれば、樹種の特定がしやすいかと思います。
見るには?
道沿いで見られるところはかなり少ないです。
花期には巽道路終点岩山など、森歩きツアーで紹介します。
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