小笠原マルベリー

小笠原に来なくてはいけない理由、その53「衆議院議員小選挙区は東京第3区」


 

 

 

はじめに

 

「小笠原に来なくてはいけない理由」、

小笠原ならでは、ナンバー1、オンリー1などを、

集めてみた。

 

項目だけ見ても、

自然系、歴史・文化系、生活系でそれぞれある。

 

 

小笠原に来なくてはいけない理由

 

 

 

 

 

その53「衆議院議員小選挙区は東京第3区」

 

衆議院議員小選挙区では

東京第3区は、品川区と東京の島嶼地区。

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東京都第3区 – Wikipedia

 

つまり、小笠原は、

伊豆諸島と同じで東京第3区なのである。

 

どういった経緯で

品川区と島嶼地区が1つの選挙区となったのであろうか?

今のところわからない(要調査)

 

島では

選挙が近づくと選挙ポスター掲示板が設置される。

当然そこに貼られるのは東京第3区の候補者。

いつも違和感がある感じがしている。

 

さすがに候補者が選挙期間中に小笠原の来ることは、

聞いたことがない。

伊豆諸島なら日帰りが可能だからあるだろう。

 

数年に一度ある衆議院議員の選挙期間中、

来島の方はぜひ選挙掲示板をご覧いただきたい。

 

 

 

 

 

似たような事例

 

 

ちなみに車のナンバーも

東京の島はみな品川ナンバー。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その20「品川ナンバーの車だらけ」

 

芝税務署の管轄もそうだ。

港区芝地域と島嶼地区である。

芝税務署 (Shiba Tax Office)|東京国税局 (nta.go.jp)

東京都港区・新宿区|東京国税局 (nta.go.jp)

 

調べれば、

こういうのはまだ他にもあるだろう。

 

また、

島嶼地区だけで1つのくくりとなっているものもある。

例えば、都議会議員の選挙区はそうだ。

選挙区地図 | 東京都議会 (tokyo.lg.jp)

 

 

 

 

 

日本一南北に長い選挙区

 

 

東京第3区は日本一南北に長い選挙区。

 

品川区の他は、島なので、飛び飛びではある。

距離にすると、ざっと1000㎞以上。

 

そりゃ、当然であろう。

品川区から小笠原村母島まであるのだから。

母島が一番南の投票場でる。

*硫黄島には小笠原村民はいない

 

1000㎞ってイメージしにくいかもしれない。

東京から札幌とか、

東京から福岡ぐらいに思ってもらうといいだろう。

さすがにそんな広大な選挙区はないだろう。

 

 

 

 

 

硫黄島と南鳥島は

 

この2つの島は自衛隊の基地があるので、

自衛隊員や民間建設会社などの方が常駐している。

 

しかし、小笠原村民ではない。

住民サービスできない島なので、

村民とはしないのだろう。

 

彼らの住民票は、内地の居住地にある。

そのため、

島での不在者投票も、内地の居住地が管轄となる。

その業務を村が代行している。

 

余談ではあるが、

南鳥島まで東京第3区の範囲となったら、

あまりにも広すぎるだろう。

 

 

 

 

 

 

掲示板見るには

 

 

選挙掲示板は島内の集落に10か所以上設置される。

みな道沿いにあるので、すぐ目につくだろう。

 

 

ツアーの移動や送迎で通る道沿いにもいくつかある。

選挙も多少は話すネタとなる。

 

全ツアーメニュー

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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