小笠原マルベリー

森の散策で見たきのこ・・ソライロタケ他(’24/11月初旬)


 

概要

 

’24/11月初旬、

中央山や東平散策で複数種のきのこを見つけた。

 

中央山付近は立木のリュウキュウマツがあるので、

マツの菌根菌タイプのきのこが見られた。

 

東平は

腐食の多い場所できのこが見られた。

このエリアは

外来種駆除でリュウキュウマツを処理している。

そのため、

その菌根菌タイプのきのこは少なめである。

 

実際に見たきのこは

チチアワタケ、アカハツ、ソライロタケ、

シロツチガキ(?)、不明種など。

 

これらのうち、

チチアワタケ、アカハツは可食のようだ。

チチアワタケの醤油漬け(他のきのこも入る)は、

瓶詰めで販売のものを食べたことがある。

野生種はどちらもまだ食べたことがない。

 

 

 

 

 

 

見つけたきのこ

 

 

チチアワタケ

 

表面が粘着性でヌルヌルしたチチアワタケ

 

 

中央山にて

リュウキュウマツの樹下で発生

 

ひだは網目状

 

同上拡大

 

 

 

アカハツ

 

アカハツか?ハツタケか?

 

ハツタケに似るが、

環紋がないのでアカハツと同定

 

中央山にて

リュウキュウマツの樹下で発生

 

 

ひだの色も同色

傷ついたり、古いところは緑化している

 

左・裏、右・表

 

 

 

シロツチガキ

 

頂部に円座がないので、シロツチガキと同定

 

シロツチガキ  三河の植物観察野草

シロツチガキ(白土柿)

 

東平にて

腐食の多い林内

外皮は薄い色、内皮は濃い色

頂部に円座なし

 

同上近景

 

 

 

 

ソライロタケ

 

和名通りの色のソライロタケ

 

東平にて

腐食の多い林内で発生

傷ついたり、古くなると緑変

 

ひだも同色

 

 

 

不明種

 

 

東平にて

やや明るい林内

 

柄は白、ひだは薄紅色

 

 

 

 

きのこを見るには

 

それぞれのきのこは、おおむね発生時期がある。

 

同定できるきのこに気づいたら、

各種ツアーで紹介している。

 

仮に食用になるものでも、

保護区域のため、採取はしない。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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