小笠原マルベリー

シカクマメの花と莢(’24/11月下旬)


 

 

概要

 

’24/11月下旬、

人家のフェンスで栽培のシカクマメで、

花と莢を見た。

*マメ科・外来種

*ウリズン(豆)ともいわれる

 

夏野菜定番シカクマメ、花と莢(さや)

 

小笠原では夏野菜の定番ではあるが、

この時期でも、まだ花も咲いていた。

 

シカクマメの天ぷら・・夏の定番野菜の1つ

 

沖縄では収穫時期は7-11月とのことなので、

遅い時期の花であろう。

 

すでに、莢もついていたから、

かなり前にすでに花はつけていたのであろう。

今開花しているものは、

これから涼しくなるから、うまく莢をつけるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

集合住宅のフェンスで栽培

 

花は、マメ科特有の蝶形花

色は薄紫

 

 

蝶形花は5弁

大きいのが旗弁1、

2重になっている内側が翼弁2、竜骨弁2

竜骨弁は白い

閉じた竜骨弁の内側におしべ10とめしべ1

 

 

おしべ10(9+1)とめしべ1

 

 

莢は四角い

 

大きい莢は20㎝ほど

 

 

葉は3出複葉

葉だけ見ると、少しデイコに似ている

 

 

 

 

 

見るには?

 

農地か、家庭菜園で人家の庭先かで見られる。

今回紹介した場所も、

道沿いにある清瀬地区の集合住宅のフェンス。

 

特にツアーなどでは紹介していない。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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