小笠原マルベリー

小笠原に来なくてはいけない理由、その57「南島では海鳥の繁殖の様子が見られる」


 

 

はじめに

 

「小笠原に来なくてはいけない理由」、

小笠原ならでは、ナンバー1、オンリー1などを、

集めてみた。

 

項目だけ見ても、

自然系、歴史・文化系、生活系でそれぞれある。

 

小笠原に来なくてはいけない理由

 

 

 

 

その57「南島では海鳥の繁殖の様子が見られる」

 

南島は観光で人気のスポット。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その2「南島・扇池が美しすぎる」

 

陸続きではない島なので、

ボートツアーなどで行くしかない。

 

南島の利用についてガイド同行が必要のほか、

利用のルールが定められている。

南島 | 小笠原エコツーリズム協議会

A6 – 105×148(01p)(14-15ページ)

 

この島では

おもに夏期に海鳥の繁殖地となっている。

繁殖しているのは、

カツオドリ、オナガミズナギドリ、アナドリなど。

 

そのうち、

カツオドリ、オナガミズナギドリの営巣が見えることがある。

 

鳥類に詳しい方に聞いたところ、

普通、こんな繁殖の様子が見られる場所は、

そうそうないそうだ。

実はかなりレアだということ。

 

島に住んでいると、普通に思っていて、

実はあまりレア感がないのである。

 

でも、ぜひ見にきていただきたい。

時期は4-10月(さらに幅がある)ごろ。

 

 

 

 

 

 

営巣について

 

 

カツオドリ

 

 

カツオドリは開けた場所で巣を作るので、

親鳥もヒナも目に付く場所にいる。

 

船で南島に近づくだけで、

あちこちに営巣しているのが分かるほど。

 

上陸すると、年によっては、

ルートのすぐ脇で営巣している場合もある。

(こういうところはそっとしておいていただきたい)

 

 

親とヒナ

 

ヒナ

 

ヒナ

 

親鳥

 

親鳥飛翔

 

 

 

 

 

オナガミズナギドリ

 

 

地面下に営巣する。

普通は見えない。

 

しかし、

オナガミズナギドリはルート沿いに巣があったりする。

 

そのため、歩いていると、

まれに親鳥やヒナが見えるときもある。

(そっとしておいてあげてほしい)

 

ルート沿いの巣にいた個体

 

 

岩の割れ目にいた個体

 

アナから出ていた個体

 

 

 

 

 

アナドリ

 

地面下に営巣する。

 

ルート沿いには巣がないので、

まず見ることはできない。

 

 

 

保護個体

 

 

 

 

 

 

行くには・見るには

 

南島はボートツアーで行くしかない。

業者は下記を参考に。

 

ドルフィンスイム&南島 – 小笠原村観光協会

 

ドルフィンスイム&ザトウクジラウォッチング

(12月末〜5月頃)&南島 – 小笠原村観光協会

 

 

ルート沿いからの遠望はまったく問題ない。

ルートそばに営巣している個体は

なるべくすぐに立ち去り、影響の少ないように配慮願う。

 

なお、

マルベリーは陸域専門なので、南島は遠望だけ。

 

全ツアーメニュー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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