小笠原マルベリー

シマモチ開花中(’25/3月中旬)


 

 

 

概要

 

 

’25/3月中旬、

シマモチ(モチノキ科。固有種)が開花中。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(33)シマモチ

 

すでにツアー中に、

複数箇所で開花を確認している。

 

昨年も3月中旬に開花確認していて、

開花時期はさほど変わらないかと思う。

 

シマモチ開花確認(’24/3月中旬)

 

本種は雌雄異株。

三日月山歩道では雌雄が並んで生えていて、

花の違いがよくわかる。

 

三日月山展望台ルート・・ダイナミックな地形と展望

 

 

 

 

 

開花の様子

 

 

開花中の雌株

 

雌株の花(雌花) 

めしべのふくらみが目立つ

 

花は雌雄とも、

こぶりで白(乳白色)4弁、おしべ4、めしべ1

 

 

雌株の花 拡大

 

 

 

 

  

開花している雄株

 

雄株の花(雄花)

めしべが退化気味

 

花は雌雄とも、

こぶりで白(乳白色)4弁、おしべ4、めしべ1

 

 

 

雄株の花 拡大

 

雌雄とも花は柄第数個ずつ束生

 

雌雄とも花はごく小ぶり

親指の爪よりかなり小さ目

 

葉は緩い鋸歯がある

葉柄は赤味を帯びている

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

低木林や林縁などで見られる。

自由に歩ける歩道沿いでも見られる。

例えば、三日月山や中央山など。

 

おもに森歩きツアーで、

花が咲いていれば紹介する。

 

全ツアーメニュー

 

一方、

花のない時期はほとんど紹介していない。

 

 

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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