小笠原マルベリー

ヒメツバキはぼちぼち花期に(’25/5月中旬)


 

 

概要

 

’25/5月中旬、

集落内でヒメツバキの開花に気づいた。

*ヒメツバキ・・ツバキ科・固有種

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(3)ヒメツバキ

 

昨年も同じころに記事を書いている。

集落の樹木では、

開花の時期はほとんど同じぐらいだと思う。

 

ヒメツバキ開花シーズン到来(’24/5月中旬)

 

父島では

ヒメツバキは父島の高木性樹林の主要構成樹木。

集落内でも、山地に近い場所は自生している。

 

個体数もかなり多い。

ノヤギの食害もほとんどないように感じている。

 

本種は個体数が多いだけでなく、

花数もかなり多い。

 

年による、花数のばらつきもまず感じない。、

 

それゆえ、花期が来ると、

樹冠はもちろん、地面も落花でいっぱいになる。

 

これからしばらく花期が続くので、

たっぷり花を楽しめる。

盛りは6‐7月頃で、花期もかなり長め。

 

 

 

 

 

 

 

集落内での開花の様子

 

 

 

開花に気づいた個体

 

 

樹冠の開花部分

 

 

花は乳白色5弁、おしべ多数、めしべ1

 

5弁とはいっても、整った5弁ではなく、

1つの弁がお椀型で小さくなっている

他の4弁に比べ、痛んでくるのが早いように思う

 

花の咲き始めはおしべが鮮やかな橙色だが、

古くなった花だとおしべが黒みを帯びている

すぐ見分けがつく

 

 

 

 

 

見るには

 

本種は

ふもとから山地の方まで高木性の樹林でごく普通に生える。

 

個体数は非常に多い。

 

大木にもなるので、

そういう個体はツアーでよく紹介する。

 

花期には

各種ツアーでご紹介している。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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