小笠原に来なくてはいけない理由、その10「植物の固有種が多すぎる」
目次
概要
小笠原に生えている維管束植物は
固有種、広域分布種、外来種と分けられています。
維管束植物とは、
シダ、草本、樹木などです。
自然分布の自生種は、固有種、広域分布種です。
人為的に持ち込まれたのは外来種です。
小笠原の維管束植物には、固有種が160種以上あります。
(遺産申請時書類より)
ogasawara_torikumukoto.pdf (env.go.jp)
http://ogasawara-info.jp/pdf/isan/recommendation_ja.pdf (37ページ)
山地の方に行くと、そこいらじゅうに固有種です。
石を投げると、
固有種にあたるといってもいいぐらいです。
ツアーに来た方は、
単純に固有種を見たいという方も多いのです。
当人は具体的に言ってるつもりでも、
ちっともそうではないのです。
固有種はたくさんあって困るんです。
だから固有種の要望には、面白いとか、独特のとか、
そういう表現をつけた固有種と言うのがいいと思います。
固有種が
当たり前になってしまう小笠原です。
固有植物は
都道沿いでもたくさん見られます。
島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
固有種の和名には、
頭にムニン、オガサワラ、シマなどがついたものが多いです。
ちなみにトップの写真は
通年で花が見られるテリハハマボウ(アオイ科・固有種)です。
よく見る固有種:例
タコノキ 雌株の大きな集合果が目立つ
ヒメツバキ 初夏(6-7月)のころが花期
テリハハマボウ 花はほぼ連年
オガサワラビロウ
小笠原に自生するヤシ科植物は2種で、どちらも固有種
本種は広範囲に分布
マルハチ 木性シダ
などなどまだまだたくさんありますよ。
ツアーでの紹介
概要で書いたとおり、固有種は多数あります。
やみくもに紹介してもしょうがないので、
なるべく印象に残りそうな種をツアーで紹介します。
具体的に見たい種があればリクエストも歓迎です。
ただ固有種が見たいはやめてくださいね。
どのツアーでも固有種は多数見られます。
参考「小笠原に来なくてはいけない理由」
小笠原ならではのこと、ナンバー1、オンリー1のことを
集めてみました。
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