海岸でハマゴウは花盛り(’25/7月初旬)
目次
概要
’25/7月初旬、
海岸ではハマゴウ(シソ科・広域分布種)が花盛り。
普通海岸沿いに生えるが、
山地の海よりの崖地などにも生える。
花期はおおむね5月ごろから始まり、
10月ごろまで続く。
昨年は4月下旬に開花を確認していた。
本種はつる性の木本なので、
細いとはいえ、かなり茎(幹)はかたい。
場所によっては、
茎が少し立ち上がっているところもある。、
現地の様子
普通、海にほど近い、
海岸の砂地に生える
グンバイヒルガオと混成することも多い
花期には円錐花序がのびる
葉は対生、縁は全縁、形は広楕円形
葉の表面には軟毛がある
花冠は、紫色5裂(上唇2裂・下唇3裂)、
おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)
下唇は一番下(中央)の裂片が
他の裂片よりかなり大きめの唇形
おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)は長くのび、
めしべの方がさらに長い
(この写真は手前が上唇で、奥側が下唇です)
山地でも、
海に近い崖地・道端などで生えている
先端の茎はやや立ち上がる
見るには
ほとんどの海岸で生えているので、
ご自分で簡単に見つけらる。
山の方の道端でも見られるところがある。
夏場の花期には、
各種ツアーで紹介している。