小笠原マルベリー

海岸でハマゴウは花盛り(’25/7月初旬)


 

 

概要

 

’25/7月初旬、

海岸ではハマゴウ(シソ科・広域分布種)が花盛り。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(42)ハマゴウ

 

普通海岸沿いに生えるが、

山地の海よりの崖地などにも生える。

 

花期はおおむね5月ごろから始まり、

10月ごろまで続く。

 

昨年は4月下旬に開花を確認していた。

 

ハマゴウ開花確認(’24/4月下旬)

 

本種はつる性の木本なので、

細いとはいえ、かなり茎(幹)はかたい。

場所によっては、

茎が少し立ち上がっているところもある。、

 

 

 

 

 

現地の様子

 

普通、海にほど近い、

海岸の砂地に生える

グンバイヒルガオと混成することも多い

 

花期には円錐花序がのびる

 

 

葉は対生、縁は全縁、形は広楕円形

葉の表面には軟毛がある

 

花冠は、紫色5裂(上唇2裂・下唇3裂)、

おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)

 

 

 

下唇は一番下(中央)の裂片が

他の裂片よりかなり大きめの唇形

 

おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)は長くのび、

めしべの方がさらに長い

(この写真は手前が上唇で、奥側が下唇です)

 

 

山地でも、

海に近い崖地・道端などで生えている

 

先端の茎はやや立ち上がる

 

 

 

 

見るには

 

 

ほとんどの海岸で生えているので、

ご自分で簡単に見つけらる。

山の方の道端でも見られるところがある。

 

夏場の花期には、

各種ツアーで紹介している。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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