小笠原マルベリー

ハマゴウ開花確認(’24/4月下旬)


 

 

概要

 

’24/4月下旬、

ハマゴウ(シソ科・広域分布種)の開花確認。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(42)ハマゴウ

 

ハマゴウは海岸に行けば普通に見られる植物。

花期もとても長い。

それゆえ、

あまり開花期を意識してはいない。

普通、花期は夏場の5月から10月頃までである。

 

この時期に開花を確認したのは、

小港と前浜(大村海岸)。

きっと他でも咲いているであろう。

*写真は前浜でのもの

 

ハマゴウは、

海岸で砂地に生えているのがほとんど。

 

ただし、父島では、

山地の開けた道沿いで生えているところもある。

誰かが植えたわけでもないだろうから、

どうやって、山にたどりついているかは気になる。

鳥散布であろうか?

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

海に近い場所で

グンバイヒルガオと混成して生える様子

4月下旬、開花はまだ少ない

 

 

ハマゴウははうだけでなく、

やや立ち上がるところもある

 

花期には円錐花序がのびる

 

花冠は独特の形

紫色5裂(上唇2裂・下唇3裂)、

下唇は一番下(中央)の裂片が

他の裂片よりかなり大きめの唇形

 

おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)は長くのび、

めしべの方がさらに長い

(この写真は右が上唇で、左が下唇です)

 

葉は対生、縁は全縁、形は広楕円形

葉の表面には軟毛あり

 

 

 

 

 

見るには?

 

ほとんどの海岸で生えているので、

ご自分で簡単に見つけらる。

山の方の道端でも見られるところがある。

 

ツアーは、森歩きや景観ツアーで、

海岸部や展望地で紹介している。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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