「三四郎」(夏目漱石)
目次
概要
1908年新聞連載、
「三四郎」(夏目漱石)。
高校生か大学生のころ、
夏目漱石の本をたくさん読んだ。
この「三四郎」も読んだはず。
なんとなくストレイシープ(迷羊)のフレーズが、
かすかな記憶にあったので。
ただストーリーはまったく忘れていた。
ブラタモリで東京大学がテーマのとき、
三四郎池も出てきた。
この池はこの小説の影響で
三四郎池と呼ばれるようになったそうだ。
赤門&大名庭園!前田家が残した“宝” – ブラタモリ – NHK
東大・本郷キャンパスの“宝”探し旅! – ブラタモリ – NHK
それ急にこの小説を思い出して、
この記事を書いている。
以前再読したのは、司馬遼太郎氏の本で、
夏目漱石の「三四郎」のことが書いてあるのを読んだとき。
明治に書かれているのに、
あまり今と変わらない口語体の文章。
とても読みやすい。
ストーリー
主人公は、
熊本から東京帝国大学に進学で出てきた小川三四郎。
三四郎が上京する汽車からはじまり、
東京でのできごとと里美美禰子(みねこ)への恋が、
絡み合いながら描かれている。
そして彼女の結婚で小説は幕を閉じる。
最後のフレーズは、
ストレイシープ、ストレイシープ。
まさに明治の青春小説。
参考記事