小笠原マルベリー

ニオイバンマツリ花


 

紫から白に変わるニオイバンマツリ花

 

概要

 

4月中旬、

ニオイバンマツリ(ナス科・外来種)の花を見つけました。

 

集落エリアの道端で咲いていました。

近所の方の植栽と思われます。

 

花は紫と白が混じっています。

これははじめが紫でのち白に変わるからです。

つまり新しいのが紫、そして薄くなり、古くなったのが白です。

 

和名のニオイバンマツリ、「匂蕃茉莉」と書きます。

 

芳香のある外国から来たジャスミンというような意味になりますね。

本種はナス科で、ジャスミン(モクセイ科)とは科も違います。

夜間は芳香もあるようです。

 

学名そのままですが、ブルンフェルシア・アウストラリスともいいます。

 

 

 

 

 

花は紫と白が混じっています。

これははじめが紫でのち白に変わったものです。

 

花冠(径は5cm程度)は5裂、おしべ4、めしべ1です。

おしべ・めしべは筒部からギリギリ見えるぐらいの位置にあります。

 

ナス科は普通おしべ5ですが、本種はいくつかの花で確かめましたが4でした。

長・短2ずつでした。

 

 

見るには?

 

ニオイバンマツリは

今のところ、清瀬地区の道端1箇所しか見たことがありません。

 

小笠原は南国です。

お宿の周りの路地で、熱帯性園芸種の花がいろいろ見られます。

こういうのも楽しんでください。

 

景観ツアーではそういう草花も紹介したりします。

自然景観(島内観光)ツアー

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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