小笠原マルベリー

ムニンヤツシロランは開花が近い(’25/12月中旬)

 

 

概要

 

’25/12月中旬、

ムニンヤツシロランの花茎と花序を確認。

*ラン科・固有種

 

地味で目立たない腐生のムニンヤツシロラン

 

見つけたのは前回花を見ていた場所。

1月初旬に開花を確認したので、

今年は少し開花が早いかもしれない。

 

ムニンヤツシロラン開花確認(’25/1月初旬)

 

この日、

付近で確認できたのは5個体ぐらいであった。

これから、まだ新たに地上部にのびてくるのは、

あるかもしれない。

 

総状花序もついているので、

開花まであと1週間ぐらいであろうか?

 

これから、この場所はマメにチェックして、

いち早く開花を見たいと思う。

 

さらに、

過去に出ている場所をまめにチェックしてみようと思う。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

生えている場所

ここはほぼ道沿い(踏む心配あり)

 

 

   

前年は斜面沿いにも出ていた

 

花茎と花序

落ち葉の色とおおむね同じ

 

花序から複数(5-10ぐらい)の花をつける

花序拡大

 

 

 

 

見るには

 

今回紹介した場所は、

巽道路終点からの指定ルート沿い。

入林パスが必要ルート。

(観光の方はガイドと)

 

場所を特定する情報は出さないが、

道路から500ⅿほど、時間にしても10-15分程度。

見つけるのはなかなか難しいだろう。

 

ここはツアーではあまり使わないルートで、

これだけを見に行くことになるだろう。

そうすると、

途中の展望地も含めて所要1時間ぐらいであろうか。

 

巽道路終点岩山ルート

 

リクエストがあれば、

森歩きで紹介は可能。

(時期としては1月中旬ぐらいまで)

 

森歩き

 

過去には旭山や桑ノ木山ルートでも見られている。

その2つは自由に歩ける。

しかし、本種を見つけるのは難しいと思う。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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