小笠原マルベリー

シャリンバイはあちこちで開花中(’25/12月下旬)

 

 

概要

 

’25/12月下旬、

シャリンバイ の開花が進んでいる。

*バラ科・広域分布種

 

夜明・湾岸道路での自生植物(15)シャリンバイ

 

低木性のエリアのあちこちで

花を見るようになった。

 

開花のタイミングは個体差があるので、

満開に近いものも、ぽつぽつのものもある、

中にはまだ開花していない個体も。

 

花は小ぶりだが、

白い5弁花が多数つくので、かなり目立つ。

 

小笠原にはウメは自生していない。

和名からして

本種やタチテンノウメがウメの代わりみたいなもの。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(29)タチテンノウメ

 

ちなみにサクラもない。

カンヒザクラは持ち込まれたもの。

シマザクラはアカネ科でバラ科ではなく、

いわゆるサクラの仲間ではない。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(51)シマザクラ

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

 

展望地で開花が進む個体

 

花序に多数の花

 

花弁は白で5弁、

おしべ多数、めしべ1(花柱・柱頭は2-3裂)

 

 

 

おしべの花糸は

咲きはじめの頃は白いが、徐々に赤くなる

 

 

開花してすぐは花糸が白い

 

日が経つと花糸が赤く

 

 

 

 

 

見るには

 

シャリンバイは山地にあり、個体数も多いので、

ほとんどのツアーで見ることができる。

 

ただし、花期以外はあまり紹介していない。

 

全ツアーメニュー

 

 

 

森歩きではシマイスノキとの違いも見ていただける。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(11)シマイスノキ

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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