シャリンバイはあちこちで開花中(’25/12月下旬)

目次
概要
’25/12月下旬、
シャリンバイ の開花が進んでいる。
*バラ科・広域分布種
低木性のエリアのあちこちで
花を見るようになった。
開花のタイミングは個体差があるので、
満開に近いものも、ぽつぽつのものもある、
中にはまだ開花していない個体も。
花は小ぶりだが、
白い5弁花が多数つくので、かなり目立つ。
小笠原にはウメは自生していない。
和名からして
本種やタチテンノウメがウメの代わりみたいなもの。
ちなみにサクラもない。
カンヒザクラは持ち込まれたもの。
シマザクラはアカネ科でバラ科ではなく、
いわゆるサクラの仲間ではない。
実際の様子

展望地で開花が進む個体

花序に多数の花

花弁は白で5弁、
おしべ多数、めしべ1(花柱・柱頭は2-3裂)

おしべの花糸は
咲きはじめの頃は白いが、徐々に赤くなる

開花してすぐは花糸が白い

日が経つと花糸が赤く
見るには
シャリンバイは山地にあり、個体数も多いので、
ほとんどのツアーで見ることができる。
ただし、花期以外はあまり紹介していない。
森歩きではシマイスノキとの違いも見ていただける。
