ムニンタイトゴメ開花確認(’25/12月中旬)

目次
概要
’25/12月中旬、
ムニンタイトゴメの開花確認。
*ベンケイソウ科・固有種
本種は夏期は地上部が枯れていて、
花期が近づくと、地上部がのびてくる。
花茎がのびて、つぼみがつけば、
あとは開花を待つばかりとなる。
開花を初確認したのは旭山南峰少し手前の岩場。
昨年と同じ場所。
しかし時期が1か月ほど遅れている。
12/18時点では
開花個体は1個体で、花も1輪だけであった。
ただし、
黄色味がかったつぼみがいくつかあった。
これから順次咲き始めるであろう。
昨年より開花がい1ヶ月も遅くなったのは、
夏場の少雨による感想が影響している気がする。
現地の様子

岩場の上にぽつりぽつりと生えている
知らなければ、
踏んでも気づかないだろう

開花個体
地上から葉の部分まで5㎝以下

開花個体は
他にもつぼみをつけている

花は黄色5弁、
おしべ10,めしべは5心皮

花を真上から見たところ

これから開花する個体群
見るには?
父島では
旭山南峰と初寝山が見やすい場所。
旭山南峰は11-12月ごろから、初寝山は翌1‐2月からと
花期が少しずれている。
旭山南峰は自由に歩けるルートだが、
初寝山は入林パスが必要なので、
観光の方はガイドツアーとなる。
どちらのコースも森歩きで訪れる。
必ずしも定番ではないので、
花を見たい方は、ぜひリクエストを。
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