さてこれはなんでしょう?
さてこれはなんでしょう?
この画像はかなり寄って撮ったものです。
これだけ寄って撮ると、なんだか分かりにくいですよね。
モップの先端、それとも・・・。
正解はこちら。
タコノキ((タコノキ科・固有種)、雄株の花(雄花)のおしべの拡大です。
タコノキは雌雄異株で、
雄株の花(雄花)はおしべだけをつけています。
おしべの先端部(柱頭)は多数(10裂ぐらい?)に分かれています。
雄花はおしべの集まりなので、
触ったり、たたいたりすると、花粉が粉のように飛び散ります。
咲いてすぐの雄花だと、セイヨウミツバチが多く集まっています。
普通、花期は6-7月頃ですが、
個体数も多いので、それ以外の時期でも花がついていたりします。
この花がついているタコノキは雄株ですから、
いくら待っても、果実をつけることはありません。
念のため。
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