シマムラサキ開花確認(’26/10月中旬)

目次
概要
’26/10月中旬、
シマムラサキの開花を確認した。
*シソ科・固有種
シマムラサキの自生個体はわずかしか知らない。
いつも花を観察するルート沿いの個体は、
毎年花をつけていたが、昨年枯死してしまった。
一昨年はまだ咲いていたが、それが最後であった。
おおむね8-9月が開花時期であった。
今回開花確認した個体は、
東平(入林パス必要)にあり、妻の情報による。
(妻に感謝)
この個体も、
やはり幹はひょろひょろとのびている。
本種は雌雄異株だが、
めしべがのびていて雌株のようだ。
ただし近くに成木の雄株がなさそうなので、
自然状態では受粉がなさそう。
シマムラサキの果実は
過去にもほとんど見たことがない。
雌雄異株で個体数が減ってくると、
受粉のチャンスがより少なくなる。
次世代の新規個体が減り、
個体数の減少が一層進んでいる。
この個体は元気でいてほしいものだ。
現地の様子

ルート沿いの個体が生える場所
知らないとまず見つけられない

タグが付いている
K912

ひょろっとのびて
枝先に花序をつけている

地上に近い枝からも葉が出ている

枝先の部分
花期になると集散花序がつく

この個体は雌株

雌株の花(雌花)は
ごくこぶりで淡桃色4裂、おしべ4、めしべ1
めしべは長い花柱

葉の表面
小型でつやつやしている
オオバシマムラキや
ウラジロコムラサキは毛がある

葉の裏面
こちらもつるつるしている
見るには
自生地としては
東平から初寝歩道にかけての乾性低木林。
東平のルート沿いではわずかに見られる。
時期が合えば、花の紹介もできる。
このルートは森歩きでの散策となる。
通年での定番コースである。
花期以外はほとんど紹介していないので、
見たい方はリクエストを。
