ゴバンノアシ花
ゴバンノアシ花
夏場、
近所のゴバンノアシ(サガリバナ科・外来種)は毎日のように花をつけています。
小笠原では本種は外来種なので、集落に植栽が何本かある程度です。
かなり大きくなっている個体もあります。
花は夜間に咲き始め、翌朝には落ちてることが多いですが、
時には、まだそのまま咲いているときもあります。
大柄の花で、乳白色の4弁花。長いおしべ多数で、めしべ1です。
おしべの花糸は
元から中間までは乳白色で、中間から先端にかけてはピンク色です。
花が落ちるときには
花弁とおしべはばらけていることが多いです。
花は大柄なのですが、さらに葉もかなり大きく、表面はツルツルしています。
掌からはみだすぐらいのおしべのサイズと葉を比べると、
大きさがイメージしやすいと思います。
そして、和名の由来となった果実が右端です。
果実が碁盤の脚みたいな形なので、ゴバンノアシなのです。
果実のつく時期には一目で和名がイメージできます。
小笠原ではサガリバナ科自生植物はありません。
外来種ではゴバンノアシとホウガンノキがあります。
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