けなげにたくましく、葉緑素の少ないモクタチバナの葉
けなげにたくましく、
葉緑素の少ないモクタチバナの葉
葉の色が極端に薄く、生き物でいうアルビノのような、
モクタチバナ(サクラソウ科・広域分布種)の若木です。
けなげにたくましく、何年も生きています。
旧ブログでは2014年3月から書かれています。
https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/391490158.html
記事を見ると、その前年にはすでにあったようなので、
かれこれ7年以上は生きています。
モクタチバナは湿潤な森林で生育することが多い樹木です。
父島では主にヒメツバキの多い樹林で混生して生えています。
この場所もまさにそういう場所。
すぐそばには正常に育つ同種の成木もあります。
この個体は葉にほとんど葉緑素がなさそうに見えます。
こういう葉の色のまま育つ個体はとても珍しいと思います。
普通は光合成能力が低いから、なかなか生き残るのは厳しい気もします。
林内で、日があまり当らない環境だから、光合成能力が低くても大丈夫なのでしょうか?
それともこれで十分光合成できているのか?
誰か知見のある人、教えて下さい。
また、調査・研究のみなさま、
葉の成分など分析してもらえないでしょうか?
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