小笠原マルベリー

けなげにたくましく、葉緑素の少ないモクタチバナの葉


 

けなげにたくましく、

葉緑素の少ないモクタチバナの葉

 

葉の色が極端に薄く、生き物でいうアルビノのような、

モクタチバナ(サクラソウ科・広域分布種)の若木です。

 

けなげにたくましく、何年も生きています。

 

旧ブログでは2014年3月から書かれています。

https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/391490158.html

 

記事を見ると、その前年にはすでにあったようなので、

かれこれ7年以上は生きています。

 

モクタチバナは湿潤な森林で生育することが多い樹木です。

父島では主にヒメツバキの多い樹林で混生して生えています。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(4)モクタチバナ

 

この場所もまさにそういう場所。

すぐそばには正常に育つ同種の成木もあります。

 

この個体は葉にほとんど葉緑素がなさそうに見えます。

 

こういう葉の色のまま育つ個体はとても珍しいと思います。

普通は光合成能力が低いから、なかなか生き残るのは厳しい気もします。

 

林内で、日があまり当らない環境だから、光合成能力が低くても大丈夫なのでしょうか?

それともこれで十分光合成できているのか?

 

誰か知見のある人、教えて下さい。

また、調査・研究のみなさま、

葉の成分など分析してもらえないでしょうか?

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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