「母島―風が伝えた物語―」(川波静香)
目次
概要
2020年7月発行、
「母島―風が伝えた物語―」(川波静香)。
Amazon.co.jp: 母島 :風が伝えた物語 : 川波 静香:
著者から寄贈していただきました。
著者は現在内地ですが、
かつて小笠原在住だった方です。
物語のような、モデルがあっての実話のような、
戦前の母島が舞台の物語。
僕は実話がベースになっていると思っています。
内容
物語は3部になっていて、
「沖村の暮らし」、「空襲、強制疎開」、
「それから」。
「沖村の暮らし」では、
家族が母島に移住するところから始まり、
母島での生活が描かれています。
「空襲、強制疎開」では、
戦時中の様子が描かれています。
着の身着のままで、空襲から逃げ、
内地へ疎開していきます。
「それから」では、
戦後の内地の暮らしが描かれています。
主人公が小笠原に戻って来れたのは、
戦後50年を経てからです。
「序」はそこから始まっています。
参考:川波氏
著者のサイト
「サメの通る道」著者川波静香ホームページ (shizuka-kawanami.com)
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