小笠原マルベリー

「人生教習所」(垣根涼介)


2011年単行本発行、「人生教習所」(垣根涼介)。

のち発行の文庫本は2巻に分けられています。

http://www.chuko.co.jp/bunko/2013/06/205802.html

https://www.chuko.co.jp/bunko/2013/06/205803.html

 

垣根氏の本は数冊読みましたが、

一文が短めで、難解な表現もなく、とても読みやすい文章です。

 

本書は小笠原を舞台とした小説です。

著者は2006年6月に新聞連載のための取材で訪問されています。

 

 

その時、歴史関連をガイドしました。

https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/386992444.html

 

垣根氏は、僕と年齢も近く、

また筑波大学卒業ということで、少し茨城つながりがありました。

 

単行本が出たとき、本の紹介は、

「東京から遙か千キロ南の小笠原で開催される謎めいた啓発セミナー。

 そこに集った“人生の落ちこぼれたち”を、待ち受けていたものは!?

 清々しい読後感へ誘う物語。待望の著者最新長篇!!」

 

舞台は小笠原です。歴史や自然は実際の通り紹介されています。

 

宿や地元の人間としての登場人物は、モデルに相当するものが想像されます。

ひょっとしたら僕がモデルかなと思えるのは、ガイドの谷繁さんです。

(僕の経歴と似ています。著者が来島したときはガイドしました)

 

本書は、小笠原で開催される「人間再生セミナー」で、

4人の参加者が中心人物として登場し、セミナーが進んでいきます。

 

セミナー後半では

欧米系(在来)島民・新島民の4人が講師として登場し、彼らの人生を語ります。

このあたりは、小笠原の歴史の勉強にもなりますね。

セミナー終了後、4人は新たな人生を進み始めます。

小笠原と人生再生セミナー。

まさに非日常・異日常の世界で何かをつかむ参加者たちです。

 

小笠原では実際に、

スピリチュアル系やヒーリング系のセミナーやツアーも行われているようです。

イルカやクジラ、青い海・空は、そういう対象になりやすいかと思います。

例年、9月頃はそういう団体の人たちが大勢来島しているようです。(詳細不明)

 

ロケーションは研修適地なのかもしれませんね。

 

歴史・史跡ツアー

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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    「人生教習所」(垣根涼介)


    2011年単行本発行、「人生教習所」(垣根涼介)。

    のち発行の文庫本は2巻に分けられています。

    http://www.chuko.co.jp/bunko/2013/06/205802.html

    https://www.chuko.co.jp/bunko/2013/06/205803.html

     

    垣根氏の本は数冊読みましたが、

    一文が短めで、難解な表現もなく、とても読みやすい文章です。

     

    本書は小笠原を舞台とした小説です。

    著者は2006年6月に新聞連載のための取材で訪問されています。

     

     

    その時、歴史関連をガイドしました。

    https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/386992444.html

     

    垣根氏は、僕と年齢も近く、

    また筑波大学卒業ということで、少し茨城つながりがありました。

     

    単行本が出たとき、本の紹介は、

    「東京から遙か千キロ南の小笠原で開催される謎めいた啓発セミナー。

     そこに集った“人生の落ちこぼれたち”を、待ち受けていたものは!?

     清々しい読後感へ誘う物語。待望の著者最新長篇!!」

     

    舞台は小笠原です。歴史や自然は実際の通り紹介されています。

     

    宿や地元の人間としての登場人物は、モデルに相当するものが想像されます。

    ひょっとしたら僕がモデルかなと思えるのは、ガイドの谷繁さんです。

    (僕の経歴と似ています。著者が来島したときはガイドしました)

     

    本書は、小笠原で開催される「人間再生セミナー」で、

    4人の参加者が中心人物として登場し、セミナーが進んでいきます。

     

    セミナー後半では

    欧米系(在来)島民・新島民の4人が講師として登場し、彼らの人生を語ります。

    このあたりは、小笠原の歴史の勉強にもなりますね。

    セミナー終了後、4人は新たな人生を進み始めます。

    小笠原と人生再生セミナー。

    まさに非日常・異日常の世界で何かをつかむ参加者たちです。

     

    小笠原では実際に、

    スピリチュアル系やヒーリング系のセミナーやツアーも行われているようです。

    イルカやクジラ、青い海・空は、そういう対象になりやすいかと思います。

    例年、9月頃はそういう団体の人たちが大勢来島しているようです。(詳細不明)

     

    ロケーションは研修適地なのかもしれませんね。

     

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      大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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