小笠原のは白いオオノウタケ
オオノウタケ、小笠原のは白い
例年、8月頃から、台風などで雨が降って湿っぽくなってくると、
子実体が見られるようになるオオノウタケです。
菌根菌タイプなので、枯れ木ではなく、地上から出ます。
サイズはかなり幅があり、直径5-20cmぐらいです。
表面はしわが入り、まさに脳みそのようです。
表面を触るとるとかなり弾力があります。
色はかなり白いです。
内地で出るオオノウタケはもっと茶色いようです。
研究者も違いを把握しているようで、
下記の論文では固有候補種として考察されています。
オオノウタケも含む論文資料
https://www.kahaku.go.jp/research/publication/memoir/download/52/52_17.pdf
小笠原のオオノウタケも徐々に茶色くなってきます。
茶色くなると、もう弾力はなくなっています。
触ると煙のように胞子が飛んでいきます。
自然状態だと、風が当たったり、雨粒が当ったりすると、
胞子が飛んでいくのでしょうね。
オオノウタケ、大きいノウタケで、表面が脳みそに似ているところからの和名です。
漢字では「大脳茸」となります。
本種は若い子実体で、内部が白いうちは食用になるとのことです。
そのときは美味とされています。
僕はまだ未食なので、美味かは判断はつきません。一度食べてみますか。
このブログできのこの話題はそう多くないので、
今のところ、専用のカテゴリーは設けていません。
なので、きのこの記事は「自然」となります。
ちなみにきのこは菌類なので、植物でも、生き物(動物系)でもありません。
これからカテゴリー作るときは「菌類」を作ります。
まだ様子見です。
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