全長250Mほどの海軍通信隊壕
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全長250Mほどの海軍通信隊壕
概要
夜明山にある海軍通信隊壕。
居住壕兼食料庫といわれています。
入り口は3ヵ所で、全長は250Mほどはあるかと思います。
入り口の通路がそれぞれ20M以上あり、中の大きな壕につながっています。
当時は扉もあったようで、残骸が残っています。
内部は50×30Mほどの長方形に掘られていて、
水がしたたる天井の枝道が30Mほどあります。これで190Mほど。
通路が20×3=60Mで、合計250Mです。
(正確にメジャーで測ってはいませんので、あくまで推定)
戦後、中はきれいに片付けられていて、
金属製の貯水タンク、碍子、小瓶程度が残っている程度に過ぎません。
内部利用の詳細は不明です。
僕の推定では
通路が終わるとすぐ天井の高い部分(高さ4-5M)が50Mほどが食料庫で、
より奥の部分(2M以上)が居住区かと考えています。
天井からつねに水がしたたるところは
コンクリートが打ってあり、水をためる桝もあります。
当時からそういう状況だったのだろうと考えます。
排水の溝もあって、中央の出入り口に通じていますが、
現在は出入り口付近で水がたまったままになっています。
写真紹介
道路に近い入り口
同 内部から
中央の入り口 水がたまる
同 内部から
奥の入り口 外の崩落で狭く
同 内部から 左に曲がってすぐ出口
左 入り口 右天井の高い部分(食料庫?)
水がしたたる天井
同 すぐそばの桝
貯水タンク
碍子
小瓶
ツアーでは
戦跡ツアーが定番です。
興味があれば、景観ツアーでも見学可能です。
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