千鳥ヶ淵さんぽみちに残る高射機関砲台跡(2020年11月訪問)
目次
概要
江戸時代末期の台場(現在のお台場付近)はともかく、
太平洋戦争の砲台が都心にも残るのは
あまり知られていません。
実は僕も今回初めて訪ねました。
この砲台跡が残るのは
代官町通り沿いの堤塘(皇居外苑濠地区の一部)です。
千鳥ヶ淵さんぽみち沿いにあります。
環境省_「千鳥ヶ淵さんぽみち」のご案内 (env.go.jp)
そこに丸い台座がベンチとして残っています。
情報がなくて見たも、
砲台跡とはわからないと思います。
ただベンチにしては無骨なので、
勘のいい人は何かピンとくるものがあるはずですね。
機関砲
合計7つが並んでいます。
九八式高射機関砲が据えられていたそうです。
戦争末期、
皇居の防衛という役目で設置されたそうです。
ただ、射程が短めで、
B29にはまったく効果がなかったということです。
場所
千鳥ヶ淵といえば、東京の人はすぐ分かると思います。
砲台の南側には道路を隔てて、すぐ皇居です。
北側には堀があって、その向こうは千鳥ヶ淵戦没者墓苑です。
参考情報
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