人家の庭で咲いているトックリキワタの花
目次
概要
トックリキワタ(アオイ科・外来種)、
とある人家の庭で大きな咲いているを見つけました。
大柄な濃ピンク色の花が多数でとても目立ちます。
小笠原では11月頃が花期のようです。
落葉樹で、落葉中に花期を迎えます。
高木性ということで、
この個体もかなり背丈の高い木になっています。
和名
トックリキワタは「徳利木綿」と書きます。
大きくなると幹がトックリのようになり、
果実の中に綿が詰まっているところからです。
別名は、
ヨッパライノキ(酔っぱらいの木)ともいうようです。
これも幹の形状からきているようです。
花
大柄な濃ピンク色の花を多数つけます。
花の色は変異があるようです。
花冠は濃いピンク色5弁、おしべ5、めしべ1です。
花色は全面濃ピンクではなくて、基部は白です。
おしべ5は筒状にのびた部分の先に筒を取り囲むようにつきます。
その中心からさらにめしべの花柱がのびています。
めしべの柱頭は花色と同じような濃ピンク色。
とげの鋭い幹
幹は所々かなり長い鋭いとげが出ています。
触ると突き刺さるぐらいかたいです。
こういうのがつくので、正直いえば、
いくら花がきれいでも、
庭木や街路樹には安全性の観点からは向かないと思います。
参考
小笠原の植物をじっくり見たい方は
森歩きのツアーをおすすめします。
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