小笠原マルベリー

「丁寧に考える新型コロナ」(岩田健太郎)


 

「丁寧に考える新型コロナ」(岩田健太郎)

 

2020年10月発行、「丁寧に考える新型コロナ」(岩田健太郎)。

丁寧に考える新型コロナ 岩田健太郎 | 光文社新書 | 光文社 (kobunsha.com)

 

僕はSNSで著者の発信もある程度読んでいます。

真面目で正直な方、日本的な忖度や空気を読むなんてのは通じない、

といったところが岩田氏の印象です。

 

そういう先入観がある状態で読んだ本です。ほぼ確信となりました。

 

章立ては

ファイル1   なぜ国ごとに差が出たのか。そして第二波がどうなるか。

ファイル2   検査について

ファイル3   マスクについて

ファイル4   緊急事態宣言の考え方

ファイル5   プール、温泉……そして、「専門家」と「信用」の基準

ファイル6   楽器、音楽、コンサート――リスクヘッジの方法

ファイル7   治療について

となっています。

 

「はじめに」で、

「「わかりやすい」説明は時間のかかる説明です。」とあります。

まずは本書を丁寧に読みましょう。

丁寧に説明してあります。

 

とは言いつつも、

重要なキーワードは、よく分かるように太字などで表現しています。

 

それでも、読んでいくと、

やはり理論的なことは、「分かったつもり」になる部分があります。

結論だけ、要旨だけしか、頭に入らない部分があります。

きっと、岩田氏は正論を言ってるのだと思います。

 

 

本書の最後は西浦博氏との対談です。

西浦氏は8割おじさんで有名なので、誤解されているかもしれません。

8割の件だって、条件付きでのことです。

彼は数理モデルによる疫学研究の専門家です。

未来予想はこういう人がいないと信頼たるものは出ないでしょう。

 

対談で腑に落ちたこともあります。

その1つは、「ファクト」と「高度な専門的意見」の違いです。

 

GOTOでわかりやすくいうと、ファクトならダメとなりますが、

高度な専門的意見としては、条件などをつけて、できるようにということです。

(あくまで忖度などのなし崩しではありません)

 

今起きていることを書くのは勇気がいることかと思います。

言ったことが、違う結果になる怖さもあります。

岩田氏の性格なら、

分析をした上で、すぐ意見を表明するものと思います。

 

来年あたり、この続編を是非出してほしいものです。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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