淡黄色の花、ホソバキンゴジカ
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淡黄色の花、ホソバキンゴジカ
概要
とある展望地付近で野生化しているホソバキンゴジカ(アオイ科・外来種)
草丈は1-1.5mほどにのびています。
資料によると、小笠原にはキンゴジカとホソバキンゴジカがあるようです。
図鑑でよく調べましたが、
区別が難しく、両種の性質が混ざっているようです。
暫定的ですが、ホソバキンゴジカとしました。
本種は野生化していますが、
今のところ、この展望地以外ではあまり目につきません。
和名
ホソバキンゴジカは金午時花と書きます。
細い葉で、黄色のゴジカ(午時花)という意味で、
ゴジカは日中(昼頃)咲く一日花というところからの命名のようです。
ちなみに写真で見る限り
キンゴジカとゴジカはそれほど似ているという感じはありません。
花
花は淡黄色、5弁。
おしべ多数、めしべも複数(5心皮以上)あります。
葉
葉は対生、葉柄は数㎜程度ではかなり短めです。
葉の形は披針形で先が尖ります。縁には鋸歯があります。
ただし葉に毛が生えていたり、葉の付け根付近に鋸歯がなかったりで、
キンゴジカの特徴もあるので、同定に迷いました。
ツアーでは
展望地にあるので、景観ツアーで訪れます。
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