小笠原マルベリー

兄島・ウグイス浜でボランティア作業(’21/1/11)


 

兄島・ウグイス浜でボランティア作業(’21/1/11)

 

 

概要

 

1/11、NPOのボランティア作業で、兄島ウグイス浜へ。

作業内容はシマカコウソウ自生地周辺の除草です。

 

昨年も同じ作業で今頃来ていて、1年ぶりです。

1/25、兄島ウグイス浜ボランティア作業: マルベリー

 

この日の参加者はNPOスタッフも入れて、15人ぐらいだっとように思います

 

 

シマカコソウ(シソ科・固有種)は種の保存法に指定されている種です。

父島列島ではわずかに数カ所の自生地があるのみです。

このウグイス浜は貴重なその1つです。

 

花壇で咲いているシマカコウソウの花

 

 

 

当日の様子

 

この日は波のコンディションがいまいちで、

ウグイス浜からは直接上陸ができず、

尾根超え(標高尾70Mほど)の南側のロングビーチからの上陸でした。

 

ロングから上陸だと、尾根超えで、30分ほどかかりました。

この浜は僕は初上陸でした。

 

上陸地点のロングビーチ 滝ノ浦側にあります。

 

尾根超えの上りです。

 

 

尾根の上、柵はグリーンアノール防御柵Cラインです。

このあと、右側(北側)に下るとウグイス浜です。

 

 

ウグイス浜  うぐいす砂で緑の浜です。

 

ウグイス浜の正面は西島や瓢箪島です。

 

 

作業の様子。

おもにオオバナセンダングサを抜きました。

 

シマカコソウ群落

 

 

 

シマカコソウの様子

 

シマカコウソウは背丈が低い(20cm程度)のため、

作業前は草に覆われて見えなくなっていました。

 

除草後に顔をあらわしたシマカコソウ。

大きな群落で残っていたのはこの1つだけでした。

他の個体もありましたが、やや衰退気味です。

 

大きな群落部。

今年は花が少なめで、まだきちんと咲いているのはほとんどありませんでした。

 

 

 

今後のために

 

シマカコソウは背丈の低い草本です。

周辺に自生種・外来種に関わらず草が生えると、埋没し、日陰になってしまいます。

 

日当たりを維持するためには、定期的な除草が必要です。

これだと、島に渡るボート代など、それなりに費用がかかります。

周辺地面に草が生えないように覆うようなことも手かもしれません。

 

また、自生地の個体をもう少し増やすために、

父島での増殖個体を現地に植え戻すこともやるといいのではないかと思います。

 

現地植え戻しは、

遺伝的なこと(遺伝的な差異)の気遣いも必要ですが、

ここまで少なくなった種は、それを言ってる場合でもないように思います。

 

種の維持が大前提です。

それも植物園や研究施設ではなくて、ぜひ自生地で。

 

 

 

 

グリーンアノール防御策(Cライン)

 

グリーンアノール柵はあABCと3つあって、ここの柵は都が設置したCラインです。

兄島に侵入したグリーンアノールはすでに、Bラインでせめぎ合っていて、

すでにBラインも少し越えられています。

Cラインは最終防御策です。

ただ、ここまで来たら、兄島はもう終わってる感もあります。

兄島の北にある弟島にさらに行かないようにという点で意味があります。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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