花壇で咲いているシマカコウソウの花
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花壇で咲いているシマカコウソウの花
概要
シマカコソウ(シソ科・固有種)は
個体数が少なく、種の保存法に指定されている多年草です。
草丈はせいぜい20cmほどです。
走出枝(ランナー)を出して、子株もそばで生育し、群生したようになります。
分布は父島、兄島、母島などです。
僕が自生地で見たことがあるのは、兄島のウグイス浜だけです。
父島での現在の自生地は行ったことがありません。
ウグイス浜のシマカコソウ: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
1/25、兄島ウグイス浜ボランティア作業: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
かつては躑躅山山頂付近にありそこで見たのですが、
現在その場所からはなくなってしまいました。(ヤギの食害です)
シマカコソウは島夏枯草と書き、
夏に一時枯れるようになることからの和名です。
花
花期は11-1月頃。花は白の唇形花。
花冠は5裂、上唇は短めで2裂、下唇は長めで3裂。
下唇3裂のうち中央裂片が大きいです。
おしべ4,めしべ1です。
葉
葉は対生で、
葉の先端は円みをおびて、縁には波形の鋸歯がある。
ツアーでは
自生地をツアーでご紹介できるところはありません。
ただし、植栽場所はまちなかなので、そこで見ることはできます。
花が見られるのは冬期で、北袋沢合瀬橋付近やお祭り広場奈などです。
島内観光で紹介することはできます。
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