小笠原マルベリー

ボランティア除草作業で兄島へ(’21/2/6)


 

ボランティア除草作業で兄島へ(’21/2/6)

 

概要

 

2021/2/6、

地元NPO主催、ボランティアによる兄島除草作業に出かけました。

 

上陸はタマナビーチから。

沢筋を上って、台地の上まで出たあと、作業場の南沼に向かいました。

 

目的は外来種のルビーガヤ(イネ科・外来種)除草です。

数は少なかったので、作業はすぐ終わりました。

 

休憩中に、外来種調査をかねて、見返山まで上ってきました。

 

そのあと、休憩・ランチして、滝之浦に下りました。

ところが、浜にシンクリノイガ(イネ科・外来種)が生えていて、

最後にもう一度除草作業しました。

 

皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

当日の様子

 

上陸地のタマナビーチ

タマナとはテリハボクのこと。

 

沢筋を上り、台地に出たところ。

父島が見えます。

 

作業場所の南沼。

沼と言っても、水はたまっていません。平らな草地です。

 

見返山に上る途中の展望。眼下に南沼。

 

見返山山頂。三角点あり。254m。

 

 

台地から見下ろす滝之浦。

 

滝之浦の滝壺

 

 

 

 

 

 

最後に

 

今回見た限り、ルビーガヤはほとんどなくなっています。

 

来年度はボランティア集めて作業に出るほどでもないと思います。

たまにチェックして、もし再度増えてきたら、活動再開でいいかと思います

 

気になったのは、滝之浦の浜辺のシンクリノイガです。

今回は最後に下ったところだったので、時間がなく取り切れていませんでした。

来年度はむしろこちらの方をやったほうがいいかと思いました。

 

実際にはNPOが主催で、

僕は会員なだけなので、どうなるかは分かりません。

 

また折を見て参加します。

 

 

 

ツアーはあるの?

 

兄島は観光上陸できません。

ですから観光ツアーはありません。

 

外来種対策などの作業では業者さんが毎日のように上陸はしています。

 

また、

行政やNPOが主催で、視察会やボランティア活動がたまにあります。

その機会に参加するのが行くチャンスですね。

 

ということで、

観光の方はまず上陸のチャンスがないと思います。

 

この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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