小笠原マルベリー

ピタンガの花・・乳白色でかわいい4弁花


 

ピタンガの花・・乳白色でかわいい4弁花

 

概要

 

2月頃から、花期を迎えるピタンガ(フトモモ科・外来種)。

 

 

小笠原では生け垣や庭木で植栽されています。

父島で見るのはほとんど小低木・低木の状態ですが、

中高木ぐらいまで大きくなるようです。

 

ピタンガはブラジルの先住民の言葉から来ているようです。

和名はカボチャアデクで、

カボチャのような形の果実で、フトモモ科アデクに似ているからですね。

 

 

 

 

花と葉

 

小ぶりなかわいい花を多数つけます。

 

 

    

かわいい乳白色の4弁花。

おしべ多数、めしべ1です。おしべ・めしべとも長いです。

 

 

葉はつやのある卵形、葉の付き方は対生です。

 

 

 

果実

 

果実は赤くなり、カボチャのような形をしています。

サイズは、ミニトマトぐらいか、少し大きいくらいでした。

サクランボのような味わいでちょっと酸味があります。

また、独特のクセがあるので、好き嫌いが出るかもしれません。

僕は好きな味です。

 

 

 

見るには?

 

集落の人家の庭先や生け垣になっているところがあります。

探してみてください。

 

集落外ですが、

わかりやすいのは小笠原亜熱帯農業センターの駐車場の生け垣です。

 

父島のおもな観光・学習施設

 

小笠原亜熱帯農業センターは

森歩きあるいは景観ツアーで訪れることがあります。

 

全ツアーメニュー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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