小笠原マルベリー

父島旬情報(5月中旬・2021/5/14)


 

父島旬情報(5月中旬・2021/5/14)

 

概要:

 

GWがあけて、おがさわら丸がドック入りし、島はとても静かです。

ドック明けで父島に来るのは5/29です。

その間、代船でさるびあ丸が5/19に入港します。

 

父島入港中、さるびあ丸の見学会(’20/10/14)

 

東京都は緊急事態宣言が発令中。離島も例外ではありません。

そのため、小笠原でも、

時短営業の店があったり、閉鎖の公共施設があったりしています。

島民にとっても不便です。

 

日中の気温は27-28度になりました。

もう完全に夏服です。

 

水温も24-25度程度にあがってきました。

これからは水着でも長く海に入っていられます。

まだクラゲもさほど出てはいません。

 

ただし、5月は雨期です。

中旬ぐらいまでは空梅雨の様相ですが、

中旬以降はどうなるでしょうか?

 

樹林はまだしばらく明るい新緑が映えます。

 

ザトウクジラはそろそろ終わりです。

最後はいつになるでしょうか?

アオウミガメは産卵期で、

浜辺に足跡が少しずつ増えてきました。

 

 

 

 

 

気候・服装:

気温27-28度ぐらい・水温24-253度程度。

山歩きは汗ばむ時期になってきました。

 

服装は完全に夏服です。

山歩きは、かぶれる植物(アコウザンショウ)が繁茂しているので、

下半身は肌を出さないのが無難です。

 

 

 

 

自生植物花情報:

 

 

「海岸」オオハマボウ、タイワンハマオモト、モンパノキ、クサトベラ、

    グンバイヒルガオ、オガサワラアザミ、ハマゴウなど。

 

「山地」テリハハマボウ、ムニンネズミモチ、オキナワテイカカズラ、オオバシマムラサキ、

    マルバシマザクラ、ヒメツバキ、オオシラタマカズラ、シマカナメモチ、

    ムニンビャクダン、ヤロードなど。

 

 

 

 

 

 

 

日中の自然全般:

気温が上がり、林内では蚊がよく出る季節になりました。

蚊対策必要です。

 

かぶれるアコウザンショウが繁茂しているところは要注意です。

 

 

 

 

 

 

夜の自然:

 

 

グリーンペペ(ヤコウタケ) △~〇  

(そろそろ出る時期ですが、雨が少なく、まだ発生は不安定です)

オオコウモリ樹上観察 〇~◎ オオコウモリ夕方飛翔観察 ◎~〇

オカヤドカリ・カニ類観察 ◎~〇 

夜光虫×~△ (月夜は見えません)

星空 ◎~〇 (5/18-5/28ごろは月明かりが目立ちます)

 

 

アオウミガメの産卵上陸(△まだわずか)

 

 

 

 

 

 

その他:

 

東京発の船、乗船前に唾液によるPCR検査実施(試行)

当分、おがさわら丸は人数制限(500人以下程度)

5/19さるびあ丸が入港予定(定期船の代船)

父島入港中、さるびあ丸の見学会(’20/10/14)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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