小笠原マルベリー

オガサワラアザミ自生地(宮之浜西側水ノ下)の様子(’21/6月初旬)


 

オガサワラアザミ自生地の様子(宮之浜西側・水ノ下、’21/6月初旬)

 

概要

 

例年5-6月が花期のオガサワラアザミ(キク科・固有種)。

父島では、ヤギ・ネズミの食害もあり、自生地はわずかしかありません。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(40)オガサワラアザミ

 

’21/6/9午前、

宮之浜西側(水ノ下)の自生地の様子を見てきました。

 

昨年の様子

オガサワラアザミの群生地

 

自生地までは道はなく、海岸伝いに30分ほど歩きます。

(海岸伝いを歩く分には特に規制もないはずです)

海岸伝いで、一部、濡れるところもあります。

干潮に近いときにあるけば、あまり濡れずに済みます。

 

自生地はそれなりに生えていますが、

花がほとんどネズミにかじられて、全滅に近かったです。

また、周辺環境も悪くなってきています。(樹木の生長)

 

でも、別な草地に、まとまって開花しているところがありました。

ほっとしました。

 

さらに、別なところで、マルバシマザクラを発見しました。

今まで気がつかなかっただけなのかもしれません。

 

崖地でひっそりと咲くマルバシマザクラ

 

 

 

現場の様子

 

まずは宮之浜西側を進み、中通島との間を抜けます

 

数か所の磯場も通ります。

 

一番奥の浜が自生地

 

自生地の浜

 

砂地の奥と旧斜面が自生地

斜面は樹木が成長し、オガサワラアザミは衰退

 

オガサワラアザミ群落

 

花はネズミの食害

 

途中の崖地で見つけたマルバシマザクラ

 

マルバシマザクラ

 

別な場所の草地に広がるオガサワラアザミ

ここはネズミの食害を受けていない

 

 

 

ここを訪れるには?

 

ここは磯歩きで滑ったり転んだりでリスクが大きいのと、

片道30分ほどかかるので、ガイドツアーで行くとはほぼありません。

 

ご自分で行く方は

潮汐を見て、大潮などの干潮時に行くのがおすすめです。

それでも多少は濡れるので、ぎょさんかマリンシューズで。

軍手などもしておくと安心です。

 

 

 

 

オガサワラアザミを見るには?

 

植栽でよければ、

お祭り広場(おもてなし花壇)や扇浦に植えられています。

ただし花期が終わると、枯れてしまいますので、

6月ぐらいまでです。

 

ボートツアーで行く南島には多数生えています。

ただし、ルート沿いにはほとんど生えていないので、

遠望だけとなります。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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