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白花のオガサワラアザミ


白花のオガサワラアザミ

集落の植栽地では

オガサワラアザミ(キク科・固有種)が開花。

 

本来、海岸性の植物で、父島でも自生していますが、

ヤギの食害などで、父島の個体数はかなり少ない状況です。

 

花は乳白色に近いような白花です。

 

頭状花(頭花)は筒状花(管状花)のみです。

1つの筒状花を拡大すると、5裂の筒の先に柱頭がのびています。

 

 

アザミというと葉の鋭いとげが痛いものです。

僕は、内地に旅行した時、

海沿いの草地などでアザミの仲間に足があたり、何度も痛い思いをしています。

 

でも、

本種はとげもわずかなので、さほどいたくもありません。

 

これも捕食者の少ない海洋島での進化なのかもしれません。

でも、ヤギが野生化して食害を受けることは想定外だったのでしょうね。

食害がひどいです。

 

 

本種は多年草で、芽生えから花をつけるまで2年以上はかかります。

花期・果期が終わると地上部は枯れます。

 

しかし、根元からまた新たに萌芽してきます。

そうすると、一年でスクスクのびて、翌年には花をつけます。

そして地上部は枯れます。その後、また萌芽しての繰り返しです。

1つの根茎は何年ぐらい持続するのでしょうね?

 

観光での来島者が父島で本種を見たい場合、野生株はほぼムリです。

南島では遠望できます。

植栽株は大神山公園の一部で見られます。

 

旧ブログのアザミ情報

https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/search?keyword=%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%9F

 

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この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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