小笠原マルベリー

「宿敵 上・下巻」(遠藤周作)


 

「宿敵 上・下巻」(遠藤周作)

 

概要

 

1985年発行、「宿敵 上・下巻」(遠藤周作)。

宿敵 上巻 | 小学館 (shogakukan.co.jp)

宿敵 下巻 | 小学館 (shogakukan.co.jp)

遠藤周作 – Wikipedia

 

時代は豊臣時代。

宿敵とは、秀吉に仕えていた小西行長と加藤清正のこと。

 

本書では主人公は小西行長です。

小西に焦点を当てて、話が進んでいきます。

 

小西が官僚タイプとすれば、加藤は現場タイプ。

秀吉に仕える頃から肌が合わなかったよう。

 

宿敵といっても、直接、戦ったわけではありません。

秀吉の死後、関ヶ原では東西に分かれはしましたが。

 

小西と加藤のすれ違いは

秀吉の朝鮮出兵時の確執や関ヶ原の戦に至る経緯など、

じっくり書かれています。

 

 

 

 

本書のきっかけ

 

小西はキリシタン(切支丹・クリスチャン)でした。

著者の遠藤氏もクリスチャン。

そのあたりで、著者はもともと小西に興味を持っていました。

小西が主人公の小説もあります。

鉄の首枷|文庫|中央公論新社 (chuko.co.jp)

 

さらに、

遠藤の祖先の1人が加藤と戦った経緯から、

加藤にも興味を持ったとのことです。

(下巻:筆硯閑談より)

 

 

 

 

小西と加藤

 

小西と加藤は、

大名として秀吉からもらった領地が隣り合っていました。

関ヶ原後は、加藤が小西のいない領地を攻めます。

 

小西は西軍で関ヶ原では負け戦。

しかし、クリスチャンゆえ、自害せず、

関ヶ原から落ち延びます。

しかし、その後、捕まり、京で首をさらされます。

 

一方の加藤は、

その6年後、小西と同じ年で亡くなっています。

毒殺ではないかと噂されました。

 

著者は

小西の妻・糸が秀吉と加藤の毒殺に関わったかのような

表現をしています。

(さて真実は?)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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