小笠原マルベリー

シマモクセイが花期を迎えつつ(’21/11月初旬)


 

シマモクセイが花期を迎えつつ(’21/11月初旬)

 

概要

 

’21/11月初旬、

シマモクセイ(モクセイ科・広域分布種)が花期を迎えています。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(2)シマモクセイ

 

本種は林縁や道路沿いでよく見られます。

日当たりのいいところでは花期が早い気がします。

 

11月初旬では

まだ咲いている個体はそれほど多くはありません。

これから順次咲き出していくでしょう。

 

花を小ぶりですが、

芳香があるので、咲いているとすぐわかります。

さっぱりとしたさわやかな香りです。

 

雌雄異株なので、

花をよく見ると違いがあるのがわかります。

 

ぜひ近づいてよく観察してみてください。

 

わかりやすい違いはめしべです。

雄株の花はめしべが目立たず、

雌株(両性株)の花はめしべがのびています。

 

 

花の様子

 

小笠原神社近くのシマモクセイ雄株

 

近づくと小花が多数ついています

周辺に芳香も漂っています。

 

雄花も雌花(両性花)も、

花は白い4裂、おしべ2、めしべ1です。

 

雄花は

めしべが退化しておしべの位置までのびていません。

奥の方に見える程度です。

 

雌花(両性花)は

めしべの柱頭がおしべの位置くらいまでのびています。

 

 

見るには?

 

低木林や林縁・道路沿いなど、各所で生えています。

 

花期には花を見比べると雌雄がわかります。

果期は果実の有無で雌雄がわかります。

それ以外の時期は雌雄は判別できません。

 

芳香もあるので、各種ツアーで紹介しています。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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