「大滝旧陸軍病院戦没者名」碑
目次
概要
「大滝旧陸軍病院戦没者名」碑、
巽道路の途中、道路沿い西側にあります。
建立の日付は不明です。
(1994年11月以降か、要調査)
この地にあった、
陸軍病院で亡くなった人々を弔うものです。
(島内では野戦病院といわれている)
129名の名前が刻まれています。
「願永久平和」という文字も
碑の上部には刻まれています。
建立したのは、
小笠原諸島戦没者追悼碑建立委員会。
奥村の碑を作る時の寄付金で、こちらも建立されました。
したがって、建立の日付は不明としましたが、
1994年11月以降かとは思います。
この碑の付近から山中に足を踏み入れると、
いくつか壕や瓶・食器類が残っていたりします。
野戦病院として使われていたものと想像しています。
沢が近いので、水には困らなかったと思います。
ただ、大雨の時に、増水して困ったことがあったという、
記述がある文章を読んだことがあります。
(出典不明)
合掌。
現地の様子
「戦没者名」碑
遠望
巽道路沿いにあります
碑全景
定期的にお供えや花が添えられています
戦没者名簿 129名
林内の病院跡
壕や医療品関連のものが残る
医療品関係のガラス瓶など(1)
同上(2)
オキシフル瓶
オキシドールのことで、
傷の消毒や洗浄用
見るには
この碑は、巽道路沿いにあるので、
乗り物があればご自分で行けます。
徒歩はかなりきついです。
戦跡ツアー、歴史ツアーでは、
リクエストがあれば、立ち寄ることができます。
医療品が残る林内はめったに入りません。
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