「信長の棺」(加藤 廣)
概要
2005年発行、「信長の棺(ひつぎ)」(加藤 廣)。
信長の棺 | 日経の本 日本経済新聞出版 (nikkeibp.co.jp)
発行当時、ベストセラーとなった本です。
信長の死因、遺骨にまつわる歴史ミステリー。
ノンフィクションに近い、フィクションと言えるでしょうか。
実在の人物や史実に基づく出来事などノンフィクション部分と
フィクションの部分が混在しています。
このころの歴史を一度復習しておいてから
読むといいかもしれません。
冒頭からすでに信長は死んでいるので、
出てきません。
この物語の時代は秀吉の時代です。
主人公は「太田牛一」。
一般にはあまり知られていませんが、
信長公記を書いた人物。
史実として
信長は本能寺の変でなくなっています。
遺骨は出てこなかったとされています。
この本では
信長の死因や遺骨のありかについて解き明かしていきます。
最後の方で謎解きが一気に進みます。
そこに至るまでの太田牛一の紆余曲折が
丁寧に描かれています。
ベストセラーになったのがわかりますね。
参考図書
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