小笠原マルベリー

旗弁が下側に広がるハマナタマメ花


 

概要

 

常緑つる性多年草、

ハマナタママメ(マメ科・広域分布種)。

ハマナタマメ – Wikipedia

 

和名の通り海岸性で、

浜や岩場に地上を這うように生えています。

 

小笠原での分布は

父島・兄島、母島、硫黄島などです。

 

父島のルート沿いではほとんど生えていないです。

南島では

外周部北部の尾根筋などに群生して生えています。

 

4月ごろからピンク色の目立つ花をつけます。

小笠原での花期は長めです。

 

花は蝶形花ですが、

旗弁が下向きなのが特徴的です。

 

豆果は鉈の形で、

和名の由来となっています。

 

 

 

 

 

 

和名

 

ハマナタマメは「浜鉈豆」と書きます。

 

浜に生える(海岸性の)ナタマメです。

ナタマメは

豆果が鉈のような形からのようです。

ナタマメ – Wikipedia

 

 

 

 

 

 

生えている様子

 

南島では

岩場の尾根の上を這うように群生しています。

 

 

葉は3出複葉

小葉の形は卵状楕円形

 

花序は総状花序

花序は順次花を咲かせていきます

 

同上

 

花は蝶形花、淡桃色、5弁。

 

花弁は、下側に旗弁1、

上側に二重になって外・翼弁2、内・竜骨弁2。

竜骨弁の中に、おしべ10、めしべ1です。

 

同上

 

豆果

 

複数の種子が入ります

 

 

鉈のような(?)ハマナタマメの豆果

 

 

 

 

 

見るには?

 

父島では

あまり見られるところがありません。

ルート沿いでは

ジョンビーチルート沿いにあるかもしれません。

(未確認・要調査)

 

今後、他のエリアも含めて、

情報があれば、記載していきます。

 

南島でも

ルート沿いではほとんど生えていません。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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